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「ゼロリノベでリノベすると、結局いくらかかるの?」
「定額制って聞いたけど、本当に追加費用はかからない?」
「物件価格と合わせた総額で、どれくらい見ておけばいいんだろう」
中古マンションを買ってリノベーションするなら、費用は一番気になるところですよね。リノベは「やってみないといくらになるか分からない」と言われることも多く、不安になる人も少なくありません。
ゼロリノベは、公式サイトでリノベ費用の計算式を公開している会社です。この記事では、その計算式を使って、40〜120㎡の広さごとの金額を当サイトで試算しました。料金プランの違いや「安心予算」の考え方、物件価格を含めた総額、支払いのタイミングまでまとめて解説します。
料金は2026年10月17日時点の公式サイトの情報です。物価の変動などで変わることがあるので、申し込む前には公式サイトでも確かめてください。
ゼロリノベの料金プランは3種類
まずは、料金プランの全体像を見ておきましょう。
ゼロリノベのリノベーション料金は、LIGHT・BASE・PLUSの3つのプランに分かれています。違いをひとつの表にまとめました。
| プラン | リノベの範囲 | 料金の決まり方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| LIGHT | 部分リノベ(配管は交換しない) | 箇所ごとに見積もり。上限は安心予算 | 立地優先で、工事費を抑えたい |
| BASE | フルリノベ(配管・断熱まで) | 1㎡単位の完全定額制 | 費用を先に確定させたい |
| PLUS | フルリノベ(完全自由設計) | 固定450万円+平米単価15万円〜×広さ | 素材や設備にこだわりたい |
BASEとPLUSは、床・壁・天井を解体して配管まで新しくできる「スケルトンリノベーション」です。LIGHTは見える部分だけを直す「表層リノベーション」なので、配管などは交換の対象外になります。
LIGHTプランはゼロリノベで物件を探す人の限定
LIGHTプランは、キッチンや浴室など必要な場所だけを直す部分リノベです。状態の良い床やドアは活かし、毎日使う設備に予算を集中させる考え方ですね。
注意したいのは、公式FAQで「LIGHTプランはゼロリノベで物件を探す方だけの限定プラン」とされていることです。他社で買った物件の部分リノベも相談はできますが、その場合の予算は700万円からとされています。
BASEプランは広さで金額が決まる完全定額制
BASEプランは、受賞歴のある設計者が選んだ設備や素材の中から選ぶセミオーダー型のフルリノベです。間取りは自由に設計できます。
料金は1㎡単位の完全定額制で、公式サイトに平米数を入れると税込の金額が表示されます。シミュレーターの入力欄は40〜120㎡で、39㎡以下はPLUSプラン、120㎡以上は問い合わせになります(小数点以下は切り捨て)。
PLUSプランは素材も設備も自由
PLUSプランは、ドアノブ1つまで自由に選べる完全自由設計です。
料金は「固定料金450万円+(平米単価×広さ)」で、平米単価は最低15万円から、設備のグレードや造作の量に応じて上がります。公式ではこの概算料金を税抜で表示しています。
広さ別の費用を試算:60㎡なら税込1,386万円
ここからが本題です。BASEとPLUSの料金式を使って、広さごとの金額を計算しました。
公式サイトのBASEのシミュレーターは「(660万円+10万円×㎡)×1.1」で税込金額を計算しています。PLUSは「450万円+15万円×㎡」(税抜・最低単価の場合)に、当サイトで消費税10%を加えました。
| 専有面積 | BASE(税込) | 1㎡あたり | PLUS 最低単価(税込) |
|---|---|---|---|
| 40㎡ | 1,166万円 | 約29.2万円 | 1,155万円〜 |
| 50㎡ | 1,276万円 | 約25.5万円 | 1,320万円〜 |
| 60㎡ | 1,386万円 | 23.1万円 | 1,485万円〜 |
| 70㎡ | 1,496万円 | 約21.4万円 | 1,650万円〜 |
| 80㎡ | 1,606万円 | 約20.1万円 | 1,815万円〜 |
| 100㎡ | 1,826万円 | 約18.3万円 | 2,145万円〜 |
| 120㎡ | 2,046万円 | 約17.1万円 | 2,475万円〜 |
※2026年10月17日時点の公式料金プランページの式で当サイトが計算。PLUSは平米単価15万円(最低)の場合で、こだわりに応じて上がります。

表とグラフから、次の3つが読み取れます。
1. 広いほど1㎡あたりの費用は下がる
BASEの式には、広さに関係なくかかる660万円(税抜)が含まれています。そのため、広い部屋ほど1㎡あたりの費用は下がります。
40㎡では1㎡あたり約29.2万円ですが、80㎡では約20.1万円、120㎡では約17.1万円です。狭い部屋ほど割高に見えるのは、浴室やトイレなど広さに比例しない工事の費用が、少ない面積に乗るためですね。
2. 42㎡を境にBASEとPLUSの大小が入れ替わる
意外と知られていないのが、BASEとPLUSの関係です。
両方の式を比べると、42㎡でちょうど同じ金額(税込1,188万円)になります。これより狭いとPLUSの最低額のほうが安く、広いとBASEのほうが安くなる計算です。
ただし、PLUSの15万円はあくまで最低の単価です。こだわるほど単価が上がるので、40㎡前後の部屋でも「PLUSのほうが必ず安い」とは限りません。狭い部屋でPLUSを考えるなら、単価がいくらになりそうかを個別相談で確かめておきましょう。
3. 60㎡を超えるとBASEとPLUSの差は100万円以上
60㎡では、BASEとPLUSの最低額の差は99万円です。70㎡で154万円、80㎡で209万円と、広くなるほど差は開きます。
「デザインにこだわりたいけれど、予算は守りたい」という人は、まずBASEの金額を基準にして、PLUSでこだわる価値があるかを考えるとよいでしょう。
「定額」でも追加費用がかかるケース
BASEプランは完全定額制ですが、公式FAQにはいくつか例外が書かれています。見落としやすい条件をまとめました。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 搬入しづらい建物 | エレベーターのない建物やタワーマンションなどは、追加費用がかかる場合がある |
| 建物の構造 | 構造によって追加費用がかかる場合がある |
| 戸建て | 状態の差が大きいため、定額ではなく都度見積もり |
| 120㎡以上 | 公式では問い合わせとしている |
| 物価の変動 | 料金は予告なく変更される場合がある |
| 遠方 | 物件購入+リノベは地域によって遠方費用がかかる |
口コミでも、「最上階で天井の造作が必要になるなど、増額になる情報を先に知りたかった」という声がありました。物件に申し込む前に、「この物件で追加費用がかかる可能性はあるか」を必ず確かめておくのがおすすめです。
安心予算とは?予算が膨らむとどれだけ差が出るか
ゼロリノベの費用を考えるうえで欠かせないのが、「安心予算」です。
安心予算とは、家を買った後も趣味や旅行を楽しめる余裕を残した資金計画のことです。ゼロリノベでは、ファイナンシャルプランナー(FP)にライフプランを作ってもらい、物件価格とリノベ費用の合計がこの範囲に収まるように物件探しと設計を進めます。
業界平均130%以上に対し、ゼロリノベは平均105%
公式サイトによると、リノベーションの最終費用は当初予算の130%以上に膨らむのが一般的です(リフォーム推進協議会・2023年調査)。これに対して、ゼロリノベの平均は105%としています。
この差を、60㎡のBASEプラン(税込1,386万円)を当初予算として、金額にしてみました。

105%に収まれば最終費用は約1,455万円、130%まで膨らむと約1,802万円です。その差は約347万円になります。
リノベの費用は住宅ローンに組み込むことが多いので、この差はそのまま毎月の返済額に響きます。「最後に数百万円増えるかもしれない」というリスクを小さくできるのは、料金式が公開されていることの大きな価値だといえます。
予算オーバーを防ぐ3つの仕組み
ゼロリノベは、予算オーバーを防ぐ仕組みとして次の3つを挙げています。
- FPによる客観的な安心予算の作成
- 広さで料金の目安が分かる料金プラン
- 想定外が起きやすい物件の見極めと、それを見込んだ見積もり
中古物件は、解体してみないと分からない部分があるのも事実です。それでも、物件を選ぶ段階で「想定外が起きやすい物件か」をある程度見極められるのは、不動産会社と設計事務所を兼ねている強みですね。
リノベ費用以外にかかるお金
中古マンションを買ってリノベする場合、リノベ費用のほかにも費用がかかります。全体像をつかんでおきましょう。
着手金33,000円(工事費に充当)
物件探しから依頼する場合、無料の個別相談(おうち作戦会議)の後、物件探しを申し込むときに着手金33,000円(税込)がかかります。この着手金は、後でリノベ工事費に充当されます。
セミナーや個別相談の段階では費用はかかりません。
仲介手数料
ゼロリノベは不動産仲介も行う会社です。公式FAQでは、ワンストップのため「一般的な不動産仲介手数料(物件価格×3%+6万円)」と設計・工事費を得られ、その分リノベ費用を圧縮していると説明しています。
つまり、物件を買うときには一般的な仲介手数料がかかる前提で考えておくのが安全です。法律で決まっている上限で計算すると、3,000万円の物件なら税込105.6万円です。具体的な金額は個別相談で確かめてください。
諸費用(物件価格の10%が目安)
物件の引き渡しのときには、登記費用やローンの手数料などの諸費用も払います。ゼロリノベの公式FAQでは、諸費用は「物件金額×10%」とみておけば安心としています。
物件価格を含めた総額の試算
ここまでの費用を合わせて、総額のイメージを作ってみました。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 物件価格 | 3,000万円 |
| リノベ費用(BASE・60㎡・税込) | 1,386万円 |
| 諸費用(物件価格×10%の目安) | 300万円 |
| 合計 | 4,686万円 |
※物件価格3,000万円は計算のための仮の金額です。諸費用は公式FAQの目安で計算しました。
物件価格だけで考えていると、リノベ費用と諸費用で1,700万円近く上乗せになることが分かりますね。安心予算は、この総額で考えるものだということです。
支払いのタイミングは4回
中古物件を買ってリノベする場合、公式FAQでは支払いのタイミングを4回としています。
| タイミング | 支払うもの | 支払い方 |
|---|---|---|
| 売買契約時 | 手付金(売買価格の5〜10%が相場) | 現金 |
| 物件の引き渡し(決済)時 | 物件の残代金と諸費用 | 残代金はローンから。諸費用は現金が多い |
| リノベ工事の前 | リノベ費用の半額 | ローンから |
| リノベ工事の後 | リノベ費用の残額 | ローンから |
※金融機関の指定で、工事費を一括で支払う場合もあります。
見落としやすいのは、手付金と諸費用を現金で用意する必要がある点です。3,000万円の物件なら、手付金だけで150万〜300万円になります。貯金のうちどれくらいを使えるかも、安心予算を作るときに一緒に確かめておきましょう。
保証とアフターサービスの費用
リノベ後の保証も、費用を考えるうえで押さえておきたいポイントです。
ゼロリノベは、適合R住宅の基準に沿った最長2年間の保証をつけています。住宅設備の保証は、オプションで延長できます。
| 保証 | 料金(税別) | 税込(当サイト計算) |
|---|---|---|
| 標準の保証 | 最長2年(料金に含む) | — |
| 住宅設備の5年保証 | 25,000円 | 27,500円 |
| 住宅設備の10年保証 | 60,000円 | 66,000円 |
最初から10年保証にしていないのは、その分が「見えないコスト」としてリノベ費用に上乗せされるのを避けるためだと説明されています。必要な人だけが選べる仕組みですね。
リノベだけを頼む場合の費用
すでに家を持っていて、リノベだけを頼みたい人もいるでしょう。
公式FAQでは、リノベーションのみの場合は1,000万円からとされています。リノベの設計・施工のみの対応エリアは首都圏で、フルリノベーションだけの対応です。
部分的なリフォームを数百万円で済ませたい場合は、ゼロリノベよりも地域のリフォーム会社のほうが合うかもしれません。
どのプランを選ぶ?ケース別の考え方
3つのプランのどれを選ぶかで、費用は大きく変わります。公式サイトに載っている利用者の声やプランの説明から、選び方の目安をまとめました。
| こんな人は | 合いやすいプラン | 理由 |
|---|---|---|
| 立地は譲れない。工事費はできるだけ抑えたい | LIGHT | 状態の良い部分を活かし、キッチンやLDKなど必要な場所に予算を集中できる |
| 共働きで打合せの時間が取れない | BASE | プロが選んだ設備から選ぶだけなので、打合せがスムーズ。全5回の打合せで最短6か月 |
| 築年数がたった物件で、配管も新しくしたい | BASE・PLUS | スケルトンにして、配管・断熱まで見直せる |
| 床材やドアノブまで自分で選びたい | PLUS | 仕様や設備に制限がなく、世の中にあるものから選べる |
| 40㎡前後の狭い部屋 | BASEとPLUSを比べる | 42㎡より狭いと、PLUSの最低額のほうがBASEより安い計算になる |
LIGHTを選ぶときの注意点
LIGHTは費用を抑えやすい反面、配管などの見えない部分は交換の対象外です。
築年数がたった物件では、配管の劣化が気になることもありますよね。LIGHTを選ぶなら、配管の状態や過去の修繕履歴を、物件調査の段階で確かめておくのがおすすめです。
改修する範囲が狭ければ1〜2か月で終わりますが、範囲が広いと5〜6か月かかることもあるとされています。
BASEは「選べる設備」の中身を見ておく
BASEプランでは、設備や素材をプロが選んだラインナップから選びます。洗面台・キッチン・床材・内窓・造作棚などが用意されていて、見た目だけでなく掃除のしやすさも考えて選ばれているそうです。
公式サイトでは、選べる設備をショート動画で紹介しています。「この中から選べれば十分」と思えるなら、BASEが費用面で最も見通しを立てやすいプランです。
費用で後悔しないための確認ポイント
最後に、費用で後悔しないために、個別相談や打合せで確かめておきたいことをまとめます。
- 安心予算はいくらで、物件価格とリノベ費用をどう配分するか
- 候補の物件で、搬入・構造・最上階などの理由で追加費用がかかる可能性はあるか
- PLUSを選ぶなら、平米単価はいくらになりそうか
- 仲介手数料と諸費用は、具体的にいくらか
- 手付金と諸費用で、現金をいくら用意する必要があるか
詳しい見積もりは、設計の4回目の打合せで出るとされています。それまでに、気になる点はどんどん質問しておきましょう。
まとめ:ゼロリノベの費用は「式」で先に分かるのが強み
ゼロリノベの費用を、公式の料金式から試算しました。
- BASEは「(660万円+10万円×㎡)×1.1」で税込金額が決まる。60㎡で1,386万円
- PLUSは最低でも60㎡で1,485万円。42㎡より広いとBASEのほうが安い
- 予算が105%に収まるか130%に膨らむかで、60㎡でも約347万円の差
- 物件を買う場合は、仲介手数料・諸費用(物件価格の10%が目安)・着手金33,000円も見込む
リノベの費用は、契約が近づくまで分からない会社も多い中で、ゼロリノベは広さを入れれば金額の目安が出ます。自分の希望の広さでいくらになるか、まずは計算してみるところから始めてみてください。
物件価格を含めた安心予算は、無料セミナーと個別相談で一緒に考えてもらえます(セミナーの内容と流れはゼロリノベのセミナーの記事にまとめています)。評判や不満の声が気になる人は、ゼロリノベの評判の記事もあわせて読んでみてください。
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