【徹底解説】コメ兵で買取できないものリスト|売れる基準や査定落ちしないための対策を完全網羅

「これは売れるの?」「ノンブランドはNG?」コメ兵の買取基準は厳しいと言われますが、実は壊れていても売れるものがあります。この記事ではコメ兵で買取できないもの・できるものを徹底的に解説し、高価買取を狙うための秘訣を紹介します。

公開日: 2025年12月31日
更新日: 2025年12月31日

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コメ兵のアイキャッチ

ブランド品の整理をしていて「これは値段がつくのかな?」「古いし傷があるから断られるかも」と不安に思ったことはありませんか? 日本最大級のリユースデパートである「コメ兵(KOMEHYO)」は、その信頼性の高さから高価買取が期待できる一方で、**「買取基準がしっかりしている(厳しい)」**ということでも知られています。

せっかく重い荷物を持って店舗に行ったり、段ボールに詰めて送ったりしたのに「買取不可」で返されてしまうのは、時間も労力ももったいないですよね。

実は、コメ兵には「明確に買取できないもの」と、「一見ゴミに見えても実は高値で売れるもの」の境界線があります。ここを理解しているだけで、あなたの手元にあるアイテムが現金化できるかどうかが瞬時に判断できるようになります。

本記事では、コメ兵の買取不可リストを包み隠さず公開しつつ、逆に「なぜコメ兵なら他店で断られたものが売れるのか」という理由や、査定で損をしないためのポイントを網羅的に解説します。

まずは、あなたの売りたいアイテムがコメ兵の得意分野かどうか、公式サイトも合わせてチェックしてみてください。

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コメ兵で「買取できないもの」の完全リスト

コメ兵はなんでも買い取ってくれるリサイクルショップとは異なり、「ブランドリユース」に特化した専門店です。そのため、法律上の理由や取り扱いジャンルの都合で、どうしても買取できないアイテムが存在します。

まずは、査定に出す前に「門前払い」となってしまうアイテムを確認しておきましょう。

法律や規定により買取不可となるもの

これらは商品の状態に関わらず、コメ兵のコンプライアンス基準として一律で買取を断られます。

  • 医療機器 マッサージチェア、補聴器、低周波治療器、血圧計など。これらは薬機法(旧薬事法)の規制により、無許可での売買が厳しく制限されているためです。
  • 銃刀法に触れるもの 模造刀、エアガン、ボウガン、刃渡りの長いナイフなど。たとえ登録証があっても、コメ兵では基本的に取り扱い対象外としています。
  • 生物・生き物 剥製(はくせい)、象牙(未登録のもの)、べっ甲(ワシントン条約に抵触するもの)など。
  • 危険物・消耗品 使用済みの化粧品(衛生上の理由)、香水(残量が少ない、または変質しているもの)、花火、ガスボンベなど。

コメ兵の取り扱いジャンル外のもの

「リサイクルショップなら売れるけれど、コメ兵では売れない」という代表的なものがこちらです。コメ兵はあくまで「ブランド品・貴金属・時計・カメラ・楽器」などの専門商社だからです。

  • 大型家電・家具 冷蔵庫、洗濯機、タンス、ソファなど。一般的な総合リサイクルショップへ持ち込むことをおすすめします。
  • ノーブランドの衣類・ファストファッション ユニクロ、GU、ZARA、H&Mなどのファストファッションブランドや、タグのないノーブランドの洋服は、原則として買取対象外です。これらは新品価格が安価であり、中古市場での再販価値がつきにくいためです。
  • 五月人形・雛人形・日本人形 これらは専門の骨董業者や寄付などを検討する必要があります。
  • 使用済みの食器・日用雑貨 ブランド食器(バカラやティファニーなど)であっても、使用済みの場合は衛生面から買取不可となるケースが多いです。箱付きの未使用品であれば歓迎されます。

知っておきたい「並行輸入品」の扱い

海外で購入したブランド衣類や、並行輸入店で購入したアイテムの中に、「日本語の洗濯表示タグ(品質表示タグ)」がないものがあります。 コメ兵では、日本の代理店表記がない衣類については、買取を断られるケースが非常に多いです。これは偽造品防止の観点と、日本の品質基準(ケアラベルの義務など)を満たしているか確認が難しいためです。一方で、バッグや時計、ジュエリーに関しては、並行輸入品であっても「本物」と鑑定されれば問題なく買取されます。

「状態が悪い」と買取不可になる境界線

「古いから」「傷があるから」という理由だけで諦める必要はありませんが、コメ兵には再販を前提とした品質基準があります。ここでは、具体的にどのような状態だと「買取不可(査定額ゼロ)」になってしまうのかを深掘りします。

ブランドバッグ・財布の場合

ハイブランド(エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトンなど)であれば、多少のダメージは許容されますが、以下の状態はNGとなる可能性が高いです。

  • ベタつき・剥がれ 日本の湿気により、バッグの内側がベタベタに溶けていたり、合成皮革がボロボロと剥がれていたりするもの。修理費用が販売価格を上回ると判断されると買取不可になります。
  • 強い臭い タバコ、香水、カビ、防虫剤の臭いが強く染み付いているもの。臭いは完全に除去することが難しく、次のお客様が購入を避ける最大の要因となるためです。
  • 著しい変形・破損 ハンドルが千切れている、ファスナーが完全に壊れて開閉できない、大きな穴が開いているなど、そのままでは機能しないもの。

衣類(古着)の場合

衣類の査定はバッグ以上にシビアです。直接肌に触れるものだからこそ、少しのダメージでも査定落ちします。

  • 虫食い・穴・破れ ニットやコートの虫食いは致命的です。
  • 汗ジミ・黄ばみ・変色 襟元や脇の黄ばみ、日光による色褪せが目立つものは買取できません。
  • デザインが古すぎるもの バブル期のような肩パッドが大きく入ったジャケットや、極端に古いシルエットのものは、たとえハイブランドでも需要がないため値段がつかないことがあります(ただし、シャネルなどのヴィンテージ価値があるものは例外です)。

時計の場合

ここが重要なポイントですが、時計に関しては「動かない=買取不可」ではありません。 しかし、以下の場合は断られることがあります。

  • 改造品(アフターダイヤなど) 純正ではないダイヤモンドを後から埋め込んだり、社外パーツで修理されていたりする時計は、メーカー修理が受けられないため買取不可、または地金(素材)としての評価のみになることがあります。
  • 修理不可能な破損 文字盤の腐食が激しすぎる、水没して内部が完全に錆びついているなど、修復が困難なものはNGです。

逆に「えっ、これも売れるの?」コメ兵だから買取できるもの

ここまで「売れないもの」ばかりを見てきましたが、実はコメ兵には**「他店で断られたけれど、コメ兵なら買い取ってくれた」**というアイテムがたくさんあります。 なぜなら、コメ兵は自社に高度な「メンテナンス部門(修理工房)」を持っているからです。

壊れた時計(ロレックス・オメガなど)

街の買取店では「動いていないのでジャンク品扱いで1,000円です」と言われた時計が、コメ兵では数万円〜数十万円になることがあります。 コメ兵には時計専門の修理職人が在籍しており、電池交換はもちろん、内部のオーバーホールや研磨まで行えます。「直せば売れる」と判断できるため、不動品やガラス割れの状態でも、しっかりとしたブランド価値をつけてくれるのです。

石が取れた指輪・切れたネックレス

ジュエリーに関しては、「製品としての価値」がなくなっても「素材としての価値(金・プラチナ)」が残ります。 さらにコメ兵の強みは、「宝石(石そのもの)」に値段をつけてくれる点です。 一般的なリサイクルショップでは「金」の重さだけで計算されがちなデザインの古い指輪も、コメ兵なら「ダイヤモンド」「ルビー」「サファイア」などの石の価値をプラス査定してくれます。 「片方なくしたピアス」「変形した指輪」「イニシャルが入ったリング」も全く問題ありません。

ギャランティカード(保証書)がないブランド品

「保証書がないと買取しません」というお店もありますが、コメ兵には熟練の目利き(鑑定士)が多数在籍しています。 保証書や箱がなくても、商品そのものを見て「本物」と判断できれば買取可能です。もちろん付属品があった方が査定額は上がりますが、本体のみでも堂々と持ち込んで大丈夫です。

ノーブランドの「金・プラチナ」製品

先ほど「ノーブランドの服はNG」とお伝えしましたが、貴金属は別腹です。 ブランドの刻印がない金のネックレスやプラチナの指輪でも、比重計などで純度を測定し、当日の相場に基づいて適正に買い取ってくれます。古いデザインで使わなくなったジュエリーは、ノンブランドでも資産として評価されます。

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なぜコメ兵の基準は「厳しい」と言われるのか?

ネットの口コミを見ると「コメ兵は基準が厳しい」「安く買い叩かれた」という意見を見かけることがありますが、これには明確な理由があります。 それは、コメ兵が**「次に買うお客様に、自信を持って提供できる品質」**を何よりも重視しているからです。

「リユースデパート」としてのプライド

コメ兵は単なる中古屋ではなく、百貨店のように綺麗なディスプレイと丁寧な接客を提供する「リユースデパート」です。 購入するお客様も「コメ兵にあるものなら偽物の心配はないし、状態も良いはずだ」という信頼を持って来店します。 そのため、ボロボロの商品や偽物の疑いがあるものを店頭に並べるわけにはいきません。この「入り口の厳しさ」が、結果として「販売価格の高さ」に繋がり、**「状態の良いものは、どこよりも高く買う」**という高価買取の原資になっているのです。

適正価格へのこだわり

「なんでも買います」という業者は、ゴミとして処分するコストも考慮して、全体的に買取価格を安く設定せざるを得ません。 一方、コメ兵は「売れるもの」を厳選して仕入れるため、リスク管理にかかるコストが抑えられ、その分を買取価格に還元できます。 つまり、「買取基準が厳しい」ということは、「価値あるものを正当に評価してくれる」ことの裏返しでもあるのです。

査定落ちを防ぎ、1円でも高く売るための対策

せっかくコメ兵を利用するなら、買取不可を回避し、少しでも査定額をアップさせたいですよね。誰でもできる簡単なテクニックをご紹介します。

1. 簡易的なクリーニングをする

「汚れ」と「傷」は違います。傷は直せませんが、表面の汚れは落とせます。

  • バッグ: 乾いた布でホコリを払う、ポケットの中のゴミを取り除く。
  • 時計: クロスで皮脂汚れを拭き取る。
  • ジュエリー: 中性洗剤を入れたぬるま湯で軽く洗浄する(真珠やエメラルドなど水に弱い石は注意)。 これだけで鑑定士の心証(第一印象)が良くなり、ランクが1つ上がることがあります。

2. 付属品をかき集める

特に重要度が高いのが以下の付属品です。

  • 時計の余りコマ: これがないと腕の太い人が買えないため、査定が大きく下がります。
  • 2WAYバッグのショルダーストラップ: これがないと欠品扱いになります。
  • 購入時のレシートやカード: 必須ではありませんが、いつどこで買ったかの証明になり、真贋判定の助けになります。

3. まとめて売る

一点では値段が付きにくいアイテム(例えば数千円程度の評価の衣類など)も、ハイブランドのバッグや時計と一緒に出すことで、「おまとめ査定」として金額を上乗せしてくれることがあります。

4. 迷ったら「LINE査定」を活用する

これが最も確実な「買取不可回避」の方法です。 わざわざ店舗に行ったり宅配キットを取り寄せたりする前に、コメ兵の公式LINEに商品の写真を送るだけで、おおよその査定額や買取の可否を教えてもらえます。 「この汚れ具合でも売れるかな?」「このブランドは取り扱ってるかな?」という疑問は、LINE査定で事前に解決しておきましょう。

まとめ:価値あるものを正しく売りたいならコメ兵一択

コメ兵で「買取できないもの」は、主にノーブランドの衣類、家電、そして再販が難しいほど状態の悪いものです。 一見厳しく見えるこの基準は、裏を返せば**「価値のあるブランド品や貴金属に関しては、プロの目で徹底的に評価する」**という姿勢の表れです。

「近所のリサイクルショップで数百円と言われた時計が、コメ兵では数万円になった」 「古い指輪のデザインは評価されなかったけど、ダイヤモンドの価値をしっかり見てくれた」

こういった体験談が多いのは、コメ兵が創業70年以上続く「目利き」のプロ集団だからです。

もしあなたが持っているのが、ユニクロなどのファストファッションではなく、大切に使ってきたブランド品や、親から受け継いだ宝石・時計なら、迷わずコメ兵に見てもらうべきです。 たとえ壊れていても、動かなくても、そこにはあなたが気づいていない「資産価値」が眠っているかもしれません。

まずは、自宅にいながら簡単に手続きできる宅配買取や、LINEでの事前査定から始めてみてはいかがでしょうか。あなたの愛用品が、驚きの価格で次の持ち主へと繋がっていくはずです。

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